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KHAIR-ハイル-
宇宙を箱庭にして遊ぶ神いた。
箱庭で遊ぶのも飽きて他のことをしようと思っていたころ、その中の惑星の一つに自然と生命体が出来たことをしって放置するわけにもいかない、どうしようかと考えた結果
イルを自分の血液から、アイを自分の涙から作り、その箱庭の中に産み落としその二人に
生命体の行く末を見守らせることにした。
イルとアイの意識が覚醒したときにはすでに、神はもう別の遠い世界に行き
二人の神だけを箱庭に残していった
残された二人は、神の意思を聞くことも、ぬくもりに触れることもできないが
自分たちのすべきことはしっかりと心に刻み込まれていた
箱庭を見守り続けること
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